開いたアナルから路上にポタポタとザーメンを垂らしながら男に連れていかれたのは、靖国通りを渡った伊勢丹の裏の路地だった。
少ないとはいえ人通りがある道だ。
その道の脇のシャッターが降りたビルの入口で、男は1万円札を手渡しながら股間を露出し、あたしを膝まづかせた。
あたしは男の放ったザーメンと自分の淫水にまみれた肉棒をおいしそうに嘗めはじめた。
「ああ~、おいしい」
「そんなに好きか、淫売」
「すきよ。太いチンポ大好きよ。あ~大きくてすてき」
肉棒がすっかり硬さを取り戻した。男はあたしの頭をつかむと最初はゆっくり、そしてだんだん激しく前後に動かしはじめた。
強制口淫、イラマチオだ。
男のたくましいものが喉の奥に当たり、そのたびにあたしはうめき、込み上げる吐き気をこらえる。口を無理やり性 器にされる感覚はフェラチオよりはるかに屈辱的だ。
あたしの口を使って十分に性感を高めた男は、立ち上がって尻を突き出すように命じる。
「人に見られながらやられるの好きだよな」
男はそう言いながら1度目に送り込まれた精液で十二分に潤っているあたしのアナルに一気に押し入ってきた。
「おぁ~ぁ、すごい、すごい、いいわ~ぁ」
「ほら、通行人のオヤジが立ち止まって見てるぞ」
「見て、見て~ぇ。いいわ、 ああ~っ、見られると感じるの~ぉ」
「ケツマンコにチンポぶち込まれて気持ちいいです、って大声で言ってみろ」
「ああ~っ、ケツマンコに大きなおチンポぶち込まれて順子、気持ちいいです~ぅ」
男のたくましい肉棒ですっかり柔軟性を増したアナルをぐいぐいと練り込まれる。
すごい快感だ。
突きこねられるたびにアナルの粘膜から放たれた電流が脳細胞を破壊していく。
「いいわ、あああっ、ああ~っ、 いくうううっ、 うぐ~っ、 いい~~っ、
あは~ぁ、 またいくうううぅ、 ひ~~っ、いい、いいわ、いいわ、 ああ~っ、
く~~っ、気がくるっちゃう~っ」
股間の肉棒は、根元と雁首に射精防止用のリングを付けた上に幅の広い革のベルトで茎の部分をがっちり締め付けている。
そうじゃなかったら、あたしは間違いなく大量のザーメンを噴き上げてしまっただろう。
それでもせき止めきれなかった淫液が、そこだけ露出している亀頭の先端から糸を引いて地面に垂れ落ちる。
「ど淫乱のおかまの立ちん坊のくせによ、ほらこうしてやる」
男の小指があたしの肉棒の先端の鈴口にもぐる。アナルを男の太いもので犯されながら、 肉棒を刺激され、Dカップにまで膨らまされたおっぱいの先端から突き出た金のピアスリングをつけた肥大した乳首をねじるようにつままれる。
あたしみたいなシーメールにとっては、 身体の芯が溶けるようなこれ以上ない最高の快感。
あたしはもう半狂乱だ。
「 いい~~っ、 あは~ぁ、 またいくうううぅ、 ひ~~っ、いい、いいわ、
いいわ、 ああ~っ、く~~っ、出して~ぇ、あたしの中に出して~ぇ、あ~ん、
いくうううぅ」
やがて男のミルクが再びどくどくと腸の奥に注ぎ込まれるのと同時に、私も「ひ~ぃ、いく~~ぅ」と淫らな叫び声をあげて2度目の絶頂に達した。
「お前いい尻してるな。またかわいがってやるよ」
と、いいながらすっかり満足した男が立ち去っていった。
「お願いよ。毎晩だいたいここら辺にいるから。たっぷりサービスするわ」
あたしは、息もたえだえに答えた。